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お知らせ

お知らせ

ブラジルの茶文化を紹介するセミナーを開催します。

 

1 日 時  2019年5月10日(金)午後1:30~3:00(90分)

2 場 所  ふじのくに茶の都ミュージアム多目的ホール

3 定 員  30名(先着順)空きがある場合は当時も受付可

4 参加料 500円

5 申込み 氏名、当日の連絡先を下記までご連絡ください。

6 その他  講演は英語で行いますが、日本語で逐次通訳します。

7 主催者 世界お茶まつり実行委員会(静岡県経済産業部農業局お茶振興課内)

8 申込先 電話:054-202-1488 E-Mail:wof@pref.shizuoka.lg.jp

案内チラシ

 

☆講師プロフィール☆

ハヤシ・ユリ氏(ブラジル人日系三世)は、ブラジル初の茶の学校「エンバウー・ティー・スクール」の創設者です。幼少の頃よりお茶への関心が高く、2008年から茶に関する研究を開始し、2013年から指導者となりました。ハヤシ氏の指導を受けた茶愛好家や企業家はブラジル国内で数百人にもなっています。茶の学習コースは、官能検査から上級の認証を得るといった基礎から深い知識を問う範囲にまで及びます。さらに、ワークショップやテイスティングをはじめ、プレス向け記事の出稿や前例のない数々のプロジェクトへも取り組んでいます。これには、ブラジル人茶生産者を支援することに焦点をあてた初めてのガイド付きツアーの催行や非営利のブラジル産茶商品に対する表彰事業があります。現在、この学校はブラジル国内の茶専門家との提携だけでなく、優れた茶販売店や流通業者と連携したチームを組織しています。また、ブラジル茶文化の歴史の詳細を紹介する書籍も執筆中です。

 

☆聴講される皆様へのメッセージ☆

ブラジルは歴史的に多様性の国であり、イェルバ・マテ茶、コーヒーそしてその他、数多くのハーブ系飲料が人気を得ているように、こうした飲料を日常の飲み物として上手に取り入れています。
最近では、南米大陸の国々全体でお茶が飲み物の選択肢としてトレンド(流行)になっています。ブラジルは、日本以外では最大の日本人コミュニティを形成しています。私たちはこの講義で、私の祖国であるブラジルに日系移民がサンパウロ州でどのようにして茶を導入したのか、30年以上前に最初のチャの木を植えた、生産と輸出の黄金期から掘り下げていきます。
日系ブラジル人家族の伝統、入植と開拓のファミリーヒストリー。そして、「イェルバ・マテ茶の国:ブラジル」で、溌剌(はつらつ)とした日本人家族の生活に茶がどのように重要な役割を果たしたのか、想いを馳せてみてください。

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