第5回世界お茶まつりに向けて
人と茶の出会いは非常に古く、記録の上では約2,000年前、神話の世界では約5,000年前に遡ると伝えられています。
16世紀にはヨーロッパへ伝わり、紅茶がもてなしの文化を形づくるなど、世界中に広まり、単なる飲料でなくコミュニケーションを豊かにし、安らぎやくつろぎの場面を演出するツールとして親しまれるようになりました。
また、近年の世界的な健康志向の中、日本食が注目され、緑茶に対しても関心の高まりが見られます。茶の効能研究も進展し、お茶の持つ健康に対するさまざまな機能が次々と明らかになっています。
お茶を通して交流を図ることは、相互の文化の理解を進める上で大変重要であり、また、お茶を広めることは世界の人々の精神的な豊かさや安定、健康にとって大きな意義を持つと考えられます。
2010年10月に4回目となる「世界お茶まつり2010」を静岡県で開催し、日本を含む28の国と地域から参加いただきました。「世界お茶まつり」は回を重ねるごとに盛り上がりと広がりが見られ、お茶を通じた国内外の交流が一層進みました。
2011年1月には、お茶の効用がテレビ番組で取り上げられたことで、お茶に注目が集まりました。
このような中、お茶の魅力やお茶に関する様々な提案を継続的に発信し続けていくことの重要性を改めて認識しました。
このため、本県において2013年に第5回目となる「世界お茶まつり」を開催し、この中でお茶に関する最新の情報を提供するとともに、新しいお茶の愉しみ方を提案し、お茶を通した一層の交流を進めていくことで、お茶の文化の普及やお茶の需要創造を図っていくこととします。